令和3年度の第1回学術研修会が、11月27日に開催されました。
今回は「脳損傷部位と高次脳機能障害」と題して、国際医療福祉大学 福岡保健医療学部 作業療法学科 原 麻理子先生をお招きし、先生の臨床経験を踏まえた興味深い講義をして頂きました。
脳の構造とそのはたらきについて詳細に説明して頂き、丁寧にまとめられていたため非常にみやすく若手にも理解しやすい内容でした。
また、実際の症例をもとに臨床症状を詳しく説明して頂き、生活に及ぼす影響に対して多くの対処法を学ぶことが出来ました。高次脳機能障害の方と接することは非常に難しいと日々感じていたため、先生のアドバイスをもとに臨床で関わっていきたいと思います。また、高次脳機能障害の方が退院した後も関わりを持っていくことが大切で、訪問リハビリが有効であると教えて頂いたため参考にさせて頂きたいと思います。
明日からすぐに活用できる助言を頂けたため、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。
今後もこの研修会で学んだことを日々の臨床に生かしていきたいと思います。
次回、令和4年2月13日(日)に行われる 第2回学術研修会は、岩永竜一郎先生をお招きし、「発達障がい児・者の最新の動向と支援について」ご講演いただける運びとなりました。学術部部員一同、沢山のご参加をお待ちしております。
令和3年度 第1回 学術研修会 担当