8月25日(木)に県の長寿介護課主催で行われました大分県国東市での地域ケア会議の視察に津輪元、田中、戸並、中井、芝、一瀬の6名が参加させて頂きました。
今回の視察では、大分県、国東市高齢者支援課長、地域包括支援センター所長であります小川氏からの地域ケア会議の概要や助言の視点などについての講話と
実際の地域ケア会議見学( 3事例、1事例30~40分程度 )をさせて頂きました。
地域ケア会議は、利用者の「自立支援」「生活の質の向上」「生活の困りごとの解決」について、多職種の専門職の助言を元に検討していく場になります。そしてなにより多職種での会議が、ケアプランの質を向上し、利用者さんの笑顔、介護給付費の
削減に繋がっていきます。
今回の視察において、一番感じたのは、多職種協働の重要性と専門職による助言の責任の重さ、今後の高齢者支援において介護予防や総合事業、受け皿の確保が大切であるということです。また大分県は地域ケア会議の先進県ではありますが、
現状に至るまでに事業所からの苦情など様々な課題があったとのことでした。
利用者の笑顔のためには、地域包括ケアシステムの早期構築が重要です。
そのためには専門職1人1人の強い意志が必要です。
宮崎県作業療法士会は、全国一、愛のある県だと思います。
今後、早期の地域包括ケアシステムの構築に向けて、作業療法士会の結束を
深めていきたいと感じました。
マイ・グリーンヒル
一瀬 純一