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九州理学療法士・作業療法士合同学会 2017in宮崎 開催報告

さる11月11日・12日の両日にかけて「九州理学療法士・作業療法士合同学会 2017in宮崎」をシーガイアコンベンションセンターにて開催しました。
2日間ともに晴天に恵まれ、約1400名の参加者を迎えることができました。学会のテーマを「ALIVE~リハビリテーションの今を追う~」としましたが、「ALIVE」の言葉には全ての人がいきいきと生活できる、という意味をこめました。その支援をするセラピストの指針となるような講演も充実していたと思います。最新のリハビリテーション工学や高次脳機能といった専門性の高い内容に加え、災害時の支援、診療・介護報酬改定関連、認知症ケアに対する他職種連携などの幅広い講演を提供できました。講演の中には会場がほぼ満席となるようなものもあり、参加者の皆様にも満足いただけたのではないかと思います。公開講座も宮崎の誇る歌手 米良美一さんの歌を交えたすばらしいトークを楽しんでいただけたと思います。
実行委員会を2015年2月に立ち上げ、2年以上の準備をしての開催でした。学会長という身に余る役目をいただき、最初は不安が大きかったのですが、実行委員の皆さんがみな優秀な方たちばかりで、とてもスムーズな企画・運営ができました。また、当日のお手伝いも予想を上回る方の応募を頂きました。皆様のご協力のおかげで学会を成功裡に終わらせることができましたことに心より感謝いたします。御来県いただいた多くの参加者の皆様にも宮崎の温かさ・おもてなしの心が十分伝わったと思います。
来年の沖縄学会を最後に、40年の伝統を持つ当学会は幕を閉じます。ただ、それ以降も九州作業療法士会、九州理学療法士会それぞれの学会として新しいスタートをきることになります。今回培われた学会運営の経験とOT・PTの繋がりは、県士会の財産として今後も活かされていくと思います。
学会運営に携わって下さった皆様、そして学会当日にご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。今後とも県士会活動にご理解とご協力を頂けますようお願い致します。

学会長 津輪元 修一

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