受付関連委員会 演題受付採択部門
服部 太志
「達成感」と「安堵」これが私の第17回宮崎県作業療法学会でした。
先日行われました第17回宮崎県作業療法学会は、初めての会場とオンラインによるハイブリット開催となりましたが、無事盛会のうちに終えることができました。
私は昨年度から引き続き2年間一般演題に関する仕事を、学会運営で携わらせて頂きました。仕事の内容としては、演題発表者への連絡や調整を行い、時には相談に応じることが主たる作業であり、付随して演題登録者が作成した抄録を査読して頂く方への連絡調整や査読結果をまとめることも行って参りました。
演題応募を行ってからの半年間は、演題登録者とのツーマンセルとなり、様々な相談事の窓口として、学会発表に向けて演題登録者の抱える不安な部分を共有したり、査読後の抄録の修正など、自身の時間を割いて頑張って作業されているところが垣間見えたりなど、発表に至るまでのサクセスストーリーを知ることが出来ます。
そのサクセスストーリーを知っているからこそ、学会当日の一般演題で発表者されている姿を見て、無事発表をやり遂げたことへの安堵感とそれまでの過程を支援できたという達成感でいっぱいになりました。演題受付採択部門として学会運営に関わらせて頂いたことに深く感謝しております。
今回私は演題受付採択部門という役割で運営に携わり、とても貴重な経験が出来たと思います。学会運営においては、演題採択部門以外にも様々な役割が存在し、それぞれにサクセスストーリーがあって、それぞれで貴重な経験が積めるかと思います。
今回学会を振り返っての体験談を述べさせて頂いておりますが、学会運営に携わって下さる方が出てきて、この貴重な経験を共有できる方が少しでも増えることを切に願うばかりです。
これからの学会として時代に則したニーズに対応していくため、今年度のように会場で参加される方、オンラインで参加される方、オンデマンドで参加される方と多様化している参加形式への対応や参加者のニーズや興味等に沿った内容など、「学会に参加したいな」と思っていただけるような取り組みが必要になってくるかと思います。
そのためにはやはり人材が必要です。皆さんのアイデアや発想力を大いに発揮して頂いて、より良い学会運営が行えるよう、力を貸してください。
一緒に仕事が出来る日を楽しみにしております。