令和3年2月27日(土)、ブロック運営主催での事例報告会をZoomミーティングを利用し開催致しました。
例年、各ブロックで開催させていただいております事例報告会ですが、新型コロナウイルスの影響もあり、今回初めて6ブロック合同での事例報告会として、昨年度発表を予定されておりました先生方のご協力もいただき開催させていただきました。
報告会当日は、39名の先生方にご参加していただき、6名の先生方に事例報告をしていただきました。身障・精神・就労部門での発表をしていただき、質疑応答でも分野またブロックの垣根を越えての活発な意見交換が行われました。
事例報告をしていただいた先生方からは、「院外の先生方から直接アドバイスを頂く事ができ、大変貴重な経験になりました。」「今回の発表を経てまだまだ、自分に足りないものがある事を学びました。質問して下さった事を改めて考え直し、より良いものへ昇華できるように精進していきたいと思います。」「Zoomで初めての発表であり、操作等わからない事を事前に対応して下さったのでスムーズに行う事が出来ました。緊張はしましたが、意見等頂けて、反省となり、また勉強にもなりました。様々な分野の発表があった為、自分になかった視点等もたくさん見つける事ができ、OTとしてもっと患者様の為にできる事を学んでいこうと思いました。」「今回はWEB報告会であった為、確認や操作に慣れるまでが大変だと感じました。また宮崎全域での報告会だった為、緊張はしましたが普段聞くことができない様々なご意見を頂けた事が大変勉強になりました。今回の発表を機に学会報告に繋げていきたいと思いました。」「初めてのZoomでの報告会でしたが、思っていたよりもスムーズに行え、良かったと思っています。今回頂いたアドバイス等今後の臨床に繋げ、機会があればまた発表していこうと思いました。」等たくさんの感想をいただきました。事例報告をしていただきました先生方、お疲れさまでした。貴重なご報告をありがとうございました。
また研修会後に実施させていただいたアンケートでは、研修会に参加しやすい日程や参加目的の調査、今後開催される事例報告会や学会での発表についてのご意見や研修会の案内方法等、今後のブロック活動の運営・企画についての貴重なご意見をお聞きする事ができました。アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。アンケートのご意見にも記載されていたのですが、ブロックで開催させていただいている事例報告会につきましては、「学会での発表より発表しやすい」、「学会での発表へ向けてのステップアップになる」、「事例報告・事例検討の読替えとしてブロック事例報告会を利用したい」等の声が聞かれており、発表のしやすさがメリットだと感じております。
今回、Zoomを使用し6ブロック合同での事例報告会を開催させていただきましたが、初の試みであった為、会の進行含め不慣れな場面等至らぬ点もあったかと存じます。今後もブロック運営での事例報告会は継続して実施していく予定で、現在次年度の開催に向けて日程の調整等を行っております。
ベテランから若手の先生まで、会員同士顔の見える横の繋がりを拡げていける活動を今後も展開していきたいと思っております。またブロック運営で開催される事例報告会では、現職者共通研修「事例検討」の読替とする事もできます。もし受講のお済みでない先生方がいらっしゃいましたら、是非参加いただければと思います。
今後ともブロック活動へのご理解・ご協力の程よろしくお願い致します。
延岡・日向ブロック長:戸髙友博