平成30年12月8日、「延岡・日向ブロック研修会」が大王谷コミュニティセンターにて開催されました。
潤和会記念病院訪問リハビリテーション事業所にて従事されている言語聴覚士児玉睦代先生より、「摂食嚥下障害をもつ方への支援って??「食べたい」を支えている「あなた」が必要です~」をテーマにご講和していただきました。
延岡・日向ブロック研修会初の他職種対象の研修会として行われ、摂食嚥下機能について基礎的な部分からお話をしていただき、ディスカッションや実技を交えながら分かり易く説明していただきました。作業療法士をはじめ他職種にとっても、切っても切り離せない「食事」。臨床の場面で対象者の方へ関わる際、何か支援はできないか?何かアプローチを行えないか?と感じる場面は多々あります。そのような他職種の悩みに対し、食事介助、口腔ケアのポイントや注意点、薬の工夫、自宅で行えるリハビリ等、訪問リハビリテーションを行われている経験から明日から使える知識をたくさん教えていただきました。また、疾患別の特徴やアプローチ方法を教えていただけた事で疾患に合わせた介入方法を学ばせていただきました。
皆様からの質問に対しても一つ一つ丁寧に答えていただき、普段から抱えている疑問や悩みを少しでも解消していただけたのでは無いでしょうか。
今回の研修を受講し、対象者の方の「食べたい」といった想いを支援でき、必要とされる医療従事者を目指していきたいと改めて考えさせられました。
ご多忙の中ご講話していただきました児玉睦代先生、また研修会に参加していただいた県士会及び他職種の皆様、本当にありがとうございました。延岡・日向ブロックの繋がりを深めていき、研修会を通して知識や技術の向上を図っていければと思っておりますので、今後も皆様の参加をよろしくお願い致します。
医療法人誠和会 和田病院
作業療法士 岩田雄大