令和4年2月18日に「みんなで広げよう!作業療法士の輪!地域の輪!」と題した研修会兼交流会をオンライン開催しました。
第1部として、講師には福重祐輔先生をお招きし、フレイル予防事業と認知症予防プログラムについてご講演頂きました。今後、作業療法士としてより取り組んでいかなければならないフレイルや認知症について知識を深める場となりました。また、地域事業への参加も促して頂き、参加者からもそのような事業があることを知るいい機会になったとの声も頂きました。講演終了後も興味・関心を持った質問内容が多く、活発な意見交換ができ、有意義な内容となったと思います。
第2部として、交流会を目的にグループワークを行いました。ディスカッションテーマは「あなたにとって作業療法とは?」「作業療法を漢字一文字で表すと?」で、その他、職場で悩んでいる事なども相談できる場として参加者同士で話をして頂きました。参加者からは、このような機会がなかったので参加してよかった、貴重な時間となりましたなどのご意見を頂きました。
今回の開催は、コロナ禍の影響もありますが、徐々に薄れている横の繋がりを再構築する一歩として開催しました。本来ならば、対面で話し合える関係性が望ましいのですが、コロナウイルスの影響を考慮し、ブロック員で模索した企画でありました。参加者総数は24名で、普段行えない他施設との意見交換の場となり、画面越しではありましたが、有意義な会になったのではないかと思います。
今回の会を通して、地域事業や県士会活動へ興味を持って頂ける先生方が増えることを願っております。今後ともブロック活動、県士会活動へのご協力、ご理解の程よろしくお願いいたします。
都城・北諸ブロック長
太田尾 祐史