1月20日に「より良い実習・卒後教育のために学生と現場の作業療法士がホンキで考える」をテーマにオンラインでの勉強会を開催しました。
今回も約30名の先生・学生の皆様に参加いただき、嬉しい限りでした。
実行委員のメンバー一同、改めて心より感謝申し上げます。
今回は宮崎保健福祉専門学校様とのコラボ企画第2弾として、「実習や卒後教育についての不安の正体は何か」「いい実習とはどんな実習か」といった漠然とした気持ちを言語化することに重きをおいて意見交換を実施しました。
実際に学生とのやり取りの中で「知識・技術不足」「人間関係」が主な不安という意見が多く上がりました。経験を積むことが必要なものではありますが、「(知識が不足していたら)どう思われたくなくて不安に感じるのか」「バイザーとの良い関係とはどのような関係か」といった問いを自分に投げかけることで言葉が明確になり、その正体が分かると心にスペースが空いて行動に移しやすくなるという働きがあります。そこまで導く役割が「コーチング」であり、どの職場においても求められるスキルの1つではないかと考えます。
今回のメインとしてTCS認定コーチの資格を取得された未来図Laboの宮本光先生がコーチを務め、学生との1on1でのコーチングを実際に見学させていただきました。
担任の教職員の先生方からも「学生の成長を感じた」とポジティブなフィードバックをいただき、学生自身も「一緒に親身になって課題について考えてくれてありがたいと思いました」と前向きな意見をいただき、開催した我々としても学びとなりました。
コーチングについては身につけるのに繰り返しトレーニングを重ねていく必要があるため、今後も勉強会等でご紹介させていただきたいと思います。
より専門的に学びたいと興味を持っていただいた方はぜひ当勉強会にご一報ください。
共に学ばせていただけると幸いです。
今回の勉強会は講義の録画を行いました。
様々な理由で当日参加できなかった先生方へも熱い思いや価値のある情報をできる限り届けたいと考え、録画した講義を配信することにしました。
下記、U R LまたはQ Rコードからぜひご視聴ください。
https://youtu.be/uwcUan-2VqQ
今回の勉強会が皆様の気づきや行動に移す一助になると幸いです。
次回以降の参加もよろしくお願い致します。
宮崎身障勉強会会長
潤和会記念病院
郡 健太