去る、平成30年7月9日から7月18日の10日間を通して、県内の士会員が所属する全施設に、災害を想定した連絡訓練(会員の安否確認と施設状況確認)を実施しました。
訓練の手順は、昨年度までの方法に則り ~ブロック内連絡網を用い、メール登録施設へ「被災状況報告書」についてのメール発信 ~県士会員が所属している施設へ、県士会事務局より「被災状況報告書」をFAX発信 として行いました。
結果、被災状況を確認連絡する事が出来た施設は77%でした(前回の平成30年2月実施時は、~の後に“返信がない施設へは、電話確認”まで行いましたので100%です)。今年度は、2月頃にもう一度、2回目の災害時を想定した連絡訓練を行う予定です。その際には、“電話確認”まで行いますが、~までで今回の結果を超える事が出来るよう、皆様のご協力を頂ければと考えています。
自然災害は、毎年のように起きています。現在も、本訓練直前の西日本豪雨により、避難所での生活を余儀なくされている方がいます。7月末には“災害リハビリテーション支援”の協力依頼が県士会より行われ、宮崎JRAT(宮崎大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会)の一員として、作業療法士も派遣される予定です。災害発生時には、その被災状況を出来るだけ早く把握することが何よりも重要です。そのためにも、本訓練は行っています。確実に正確に情報収集を行うことで、出来うる限りの支援が、早く行える体制を作りあげたいと考えています。是非、会員の皆様には、ご理解とご協力をお願い致します。
最後になりましたが、今回の訓練に合わせて実施しました“連絡先調査”へのご協力も誠にありがとうございました。
ブロック担当理事 黒木俊光