第1回宮崎市・市郡ブロック研修会が9月27日、オンラインにて開催されました。今回は「高次脳機能障がいの診かた〜リハビリテーションの視点から〜」というテーマに潤和会記念病院の大山望様に講師を務めていただきました。研修会には34人のご参加があり、約90%以上の参加者が満足と大変と回答して頂き、充実した研修会となしました。参加者からのアンケートでは高次脳機能障がいの研修会をシリーズ化してほしいなど様々なご意見をいただきました。ご回答ありがとうございました。
講義では、高次脳機能障がいとは、高次脳機能障がいの診かた、(脳の解剖を知るヒント、脳のつながりを知るヒント、行動と認知を考えるヒント)、リハビリテーションの考え方(高次脳機能障がいリハビリテーションの目的、神経心理学的アプローチの基礎、包括的に診るということ、目標の決め方、「気づき」に対するサポート)との内容で、講師自身も日々臨床に悩み、勉強の毎日を送る作業療法士との話もあり、英国留学での知見も含め、基本的な脳の解剖の話から実際のサポート面までわかりやすく講義をして頂きました。目的でもあった高次脳機能障がいのリハビリテーションに関わる皆さんの学びのきっかけとなる研修会となったと思います。
今回の研修会が、日々の臨床での疑問の解決、学びのきっかけとなる研修会となったのであれば幸いです。今後も皆様の日々の疑問の解決や新しい知識を得る機会となるような研修会が開催できるように、ブロック員一同、企画運営に努めてまいります。今後の宮崎市・市郡ブロック研修会へのご参加お待ちしております。
宮崎市・市郡ブロック
ブロック長 綾 憲一郎